【ネタバレなし】「THE PATH/ザ・パス」エピソード1感想 + 用語&トリビア

アーロン・ポール主演のドラマ「THE PATH/ザ・パス」がいよいよ本日からHuluで配信開始になりました!早速1話目を観たので感想書いてみます(ネタバレなし)。

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THE PATH/ザ・パス」は今日8月11日からHuluで配信スタート。以降毎週木曜日に1話ずつ追加、全10話なので、毎週順調に配信されれば10月13日には最終話が配信されるはず。

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「THE PATH/ザ・パス」簡単あらすじ

主人公エディ・レーン(アーロン・ポール)は、新興宗教団体「マイヤリスト・ムーブメント」の信者。妻のサラ(ミシェル・モナハン)も同団体の信者で、信仰を心の支えに、2人の子どもと穏やかに暮らしています。教祖のカル・ロバーツ(ヒュー・ダンシー)はカリスマ性のある力強いリーダー。創始者のマイヤー博士はペルーで新たな預言を執筆中で、博士が不在の間、カルが代理としてリーダーシップを発揮しています。

宗教によって満たされた生活を送っていた一家ですが、サラは、エディが修行のためにペルーを訪れて以来変わってしまったと感じ、不安を抱えています。実はエディは、ペルーで団体の本質に関わる「あるもの」を目撃してしまったのです。団体に疑問を抱き始めるエディですが…。

「THE PATH/ザ・パス」予告編 | Youtube

ネタバレなし感想:地味かとおもいきや、これは期待できそう!

正直、「THE PATH/ザ・パス」の制作を知った当初(昨年夏頃)は「うわぁ!地味っぽい!」と思ってました。「アーロン・ポール主演」というだけで観るのは決定事項でしたし、今年の3月にアメリカで公開されると結構評価が高かったので期待もしてたんですが、その一方で「もしかしたら私的にはこれダメなやつかも…」と少し心配もしてました。

が、予想に反して、かなり面白かったです!

ただ、正直エピソードの前半はダルかった。最初アーロンくんが映し出された時は「ギャー!」となったものの、話的には地味かつ淡々としていて、かつ全体的に雰囲気が暗ーく重ためなので、ついつい注意散漫に。アーロンくんがお父さんなの違和感あるなーとか(ジェシーから二児の父とか変化についていけない)、ヒュー・ダンシーいい人そうだけど裏がありそうな人バッチリだなーとか、ミシェル・モナハンは「TRUE DETECTIVE」(わりと最近観た)でも同じような目に遭ってたなーとか思いつつ観てました。

でも中盤、ペルーで何があったのかが描写されるあたりから一気に盛り上がり、ラストでは「うおー!続き早くーーー!」ってなりました。これは期待…!もちろん人間ドラマがメインっぽいですが、私の大好物の謎解き要素 & ダーク展開も期待できそうです。

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「薬物にもハマった」安定の元ジャンキー設定

それと、「アーロン・ポールがジェシー・ピンクマンにしか見えないんじゃないか?」と心配してたんですが、それはほとんど気になりませんでした。正確に言うと最初はやっぱりジェシーに見えたんですが、役柄というか性格が全く違うので途中から気にならなくなりました。アーロン・ポールは今でも毎日のように「ブレイキング・バッド」のファンから「YO! BITCH!」って声をかけられるそうなので、この機会にイメージを払拭できればいいな、と遠いアジアからおばちゃん応援しています。

でもやっぱりアーロン・ポール君は泣きの演技が至高。私が一番盛り上がったのはペルーでエディが泣きじゃくるシーンでした()

宗教がテーマなので、日本人的には少し理解し難いとこも…?

ただ、宗教というものにあまり馴染みのない平均的(たぶん)な日本人の私には、本当に理解できているんだろうか?という心配がちょっとだけあります。もちろん話はわかるんですが、ニュアンスというか空気というか、実際に宗教が身近にある世界の人とは感じ方が全く違う気が。

Redditでエピソード1の感想を読んでいたら、実際に似たようなカルトの中で育って、ほんの1年ほど前に抜けたという人が「エディが団体の中で一人浮いてるような気持ちがわかりすぎて辛い」「真実じゃないのかもって気づいたときの恐怖もよく描かれてる」って書いていて、この人が見る「THE PATH/ザ・パス」と私が観るものは全く違うんだろうなと思いました。ちなみにその人、誰かに投稿が見つかって身元が特定されないよう、脱退してからRedditのIDも新たに作りなおしたそうです。
The Path – Episode 1 – What the Fire Throws – Discussion | Reddit

架空の宗教「マイヤリズム」のシンボル・用語

ところで、劇中に「6R」とか「8R」とかがサラッと出てきますが、多分何かのランクのようなものだろうとは思いつつ検索したら、用語解説を見つけました。宗教団体「マイヤリスト・ムーブメント」はもちろん架空の宗教団体ですが、彼らが信じる宗教「マイヤリズム」について、細かい設定が作られているようです。

「アイ(目)」がシンボル

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劇中あちこちに出てくる、大きな目のマークは「マイヤリズム」のシンボル。いつも「目」が見守ってくれているので、マイヤリズムのメンバーは一人ではない、ということらしいです。また、メンバーは「目」に祈りを捧げます。キリスト教でいう十字架のような存在のようです。「20世紀少年」のアレではありません。

6Rとか8Rは信者のレベルを表す

「マイヤリズム」には「ラダー」と呼ばれる段階が定められていて、信者のレベル(階級)を表すものだそうです。RはRung(段階)の略で、入信したてのメンバーは0R、トップのメンバーは10R。それぞれの段階は以下(カッコ内は素人による適当訳なのでご参考まで)。
エディはExplorerで、サラはMenderですね。

  • 0R Receptive(悩める者)
  • 1R Initiate(新参者)
  • 2R Servant(奉仕者)
  • 3R Student(生徒)
  • 4R Scholar(研究者)
  • 5R Shepard(守護者)
  • 6R Explorer(探索者)←エディ
  • 7R Reflective(熟考する者)
  • 8R Mender(正す者)←サラ
  • 9R Augur(予言者)
  • 10R Protector(守護者)

カルの説教はプラトンの「洞窟の比喩」

カリスマ教祖カルが語る「暗闇に閉じ込められた人々」の話は、古代ギリシアの哲学者プラトンが「国家」という哲学書に書いている「洞窟の比喩」そのものだそうです。紀元前から映画「マトリックス」に至るまで、人間って「今自分のいるこの世界は本当に現実なんだろうか?」って考えるように出来てるのかもしれませんね。

また、「マイヤリズム」では「The Future」はアポカリプス(黙示)のこと、何度も会話に出てくる「The Garden」は「The Future後にマイヤリストが集う天国」だそうです。他の用語も解説してあるので気になる方は原文をどうぞ。マイヤリストは全員が絶対菜食主義者(ビーガン)だとか、蛇はキリスト教では悪魔や原罪の象徴であるとか、用語以外の小ネタも面白いです。
YOUR GUIDE TO THE SYMBOLS AND SLANG FOR ‘THE PATH’ | DECIDER

「THE PATH/ザ・パス」ミニ・トリビアまとめ

最後に、「THE PATH/ザ・パス」関連の小ネタなトリビアをまとめてみました。

当初のタイトルは「The Way」だった

制作が決まった当初はドラマのタイトルは「The Way」で、主人公の名前はエディ・クリアリーでした。名前の方は何故変更したのか不明ですが、タイトルは実在の宗教関連団体「The Way International」に似すぎていて法的に問題ありということで、変更になったようです。
Jason Katims’ Hulu Drama The Way Forges New Path Amid Legal Pressure | TV Line

長男役の青年は小栗旬の桃太郎CMで「犬」を演じていた

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レーン家の長男ホークを演じているカイル・アレンくんは、小栗旬くんが桃太郎を演じる日本のペプシ・コーラのCMで「犬」を演っている人だそうです。全然気づかなかった!コットンさん (@CottonSherlock)のツイートで知りました。このCM、人気ありますよねー。いっそ映画化してほしい!
CMの動画はこちら → ペプシネックス ゼロ『桃太郎「Episode 2」』篇 90秒 小栗旬 サントリー CM | Youtube

夫婦役の二人は映画「ミッション・インポッシブル」では姉弟だった

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本作では夫婦を演じているアーロン・ポールくんとミシェル・モナハンは、2006年の映画「ミッション・インポッシブル3(M:i:III)」で姉弟を演じていました。ミシェル・モナハンがイーサン・ハント(トム・クルーズ)の婚約者で、その弟がアーロンくん。アーロンくん当時26歳くらい。若い!

まだ1話目なのでこれからどう話が進むか未知数ですが、本国では既にシーズン2の制作も決定しているし、今後も期待できそう。木曜日の楽しみができました!シーズン1を観終わった頃にでも、また感想を書こうと思います。

【過去記事】「THE PATH/ザ・パス」に関する記事一覧