「ブレイキング・バッド」が映画に!?海外の反応「最高のニュース」「やるべきじゃない」

ホントなの?ホントなの?いやなんかホントっぽい…!(うろうろ)
昨日(2018/11/7)から今日にかけて、アメリカのニュース・エンタメ系サイトが一斉に「ブレイキング・バッド」が映画化!と報じています。

映画化を報じるオンライン版「アルバカーキ・ジャーナル」の記事

 

びっくりするほどたくさんのメディアで映画化の件が報道されたにもかかわらず、昨日の時点では本当なのかどうかイマイチわからなかったんですが、今日になってウォルター役のブライアン・クランストンが映画の存在を認めたので、どうやら本当のようです。うわあああああああ!
クランストン先生の発言はこちら

以下、「ブレイキング・バッド」に関するネタバレを含みます。未見の方は注意!

現時点で明らかになっていること

昨日から続いている「ブレイキング・バッド映画化!」報道の発端は、米ニューメキシコ州最大手の新聞社「アルバカーキ・ジャーナル」が公開したこの記事のようです。

「『ブレイキング・バッド』がスクリーンへ」と題されたこの記事ではアルバカーキのデュークシティ(「ブレイキング・バッド」関連のロケ地が集中しているところ)で、今月中旬から2月始めにかけて「Greenbrier」という映画が撮影される予定だと報じていて、このプロジェクトに近い情報源がこの映画は『ブレイキング・バッド』関連のものだと認めた、とも書かれています。

その後、The Hollywood ReporterVarietyといった大手ニュースサイトがこの件に関する記事を公開、さらに多くのメディアが次々とそれに続き、英語圏だけでなくロシアやスペイン、イタリア、もちろん日本でも記事になりました。

以下、各報道で今のところわかっていることを挙げてみますが、どれもまだ「(匿名の)情報源によると」という注釈付きだったりします。ただ、ブライアン・クランストンの発言だけはある意味オフィシャルだと思っていいかも?しれません。

うーん、でも、まだだ!まだわからんよ!(自戒)

あらすじ – 「拉致された男」の自由への旅を描く映画

アルバカーキジャーナルによると、映画は「拉致された男の逃亡劇と、彼の自由への旅路を描く」ものになるそうです。これ、「えっ?聞き覚えあるこのシチュエーション…ジェ(ry」と思った人がほとんどだと思うんですが、今日になってSlash Filmが「やはりジェシーの話で間違いないようだ」と報じました。ひー!!!情報源は明かされていませんが、Slash Filmは超有名ブログなのでどこからかリークがあったのかも?いずれにしても、「ブレイキング・バッド」後のジェシーを描く映画になるようです。

映画は2時間程度で、映画館での公開になるのかTV映画になるのかまだ不明(「TVの可能性が高い」とする報道が多め)。来年中には公開されるのでは?という予想もあるようです。

タイトルの「Greenbrier(グリーンブレイアー)」は製作中の仮題かフェイクの可能性が高そうですが、意味を調べてみたら最初に「つる植物」って出てきました(Weblioの「greenbrier」の意味が長すぎぃ!)。
また、アメリカにはアーカンソー、インディアナ、テネシー、バージニアなど複数の州に同名の土地があるようです。さらにあるRedditorさんが見つけてきた記事によると「ベター・コール・ソウル」でシナボンのジーンがいるネブラスカ州オマハ近くにもこの地名のところがあるようです。うわあ(うわあ)。

スタッフ – ヴィンス・ギリガンと彼のチームが製作

映画の脚本はもちろん「ブレイキング・バッド」製作総指揮ヴィンス・ギリガン御大で、エグゼクティブプロデューサーも彼が務めると報じられています。Deadlineによると、監督もギリガンになる可能性がありそうです。

この時点でかなりの安心感なんですが、さらに「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」の全エピソードに参加しているプロデューサー、マーク・ジョンソンメリッサ・バーンスタインも参加するそうなので、ますます安心感↑↑↑

ちなみにRolling Stoneの記者アラン・セピンウォール氏の「ギリガンがこれをやるということが重要」というツイートに「ベター・コール・ソウル」製作総指揮のピーター・グールドが「いいね」をつけています(Redditではこの「いいね」を理由に昨日の時点で「これマジでマジっぽいね…」ってなってました)。

キャラクター – ブライアン・クランストン「複数のキャラクターが登場する」

今のところは映画にどのキャラクターが登場するのか、またはしないのか、ジェシーが主役になりそうだということ以外は全く不明ですが、ラジオ番組「Dan Patrick Show」でのブライアン・クランストンの以下の発言が正しければ、複数のキャラクターが登場することになりそうです。(以下、毎度の「だいたい合ってるかもしれない」程度の訳ですすいません)

パトリック氏(番組ホスト):「ブレイキング・バッド」の映画バージョンができるって?
クランストン:(長い沈黙)…ごめん、質問がよく聞こえなかった(笑)
P:(笑)「ブレイキング・バッド」の映画ができるとか?
C:そうだね。「ブレイキング・バッド」の映画バージョンらしい…けど、正直言って僕はまだ脚本も読んでないんだ
P:脚本ももらってない?
C:もらってない。読んでないし。だからこの映画にウォルター・ホワイトが出てくるのかどうかもわからない
(訳注:ここでふたりとも大笑い。むしろ笑いすぎ。「またまたぁー!」的な感じでしょうか)
P:この映画でウォルター・ホワイトを演じるつもりはある?
C:もちろん。なぜならヴィンス・ギリガンだから。彼が「やって」というならもちろん、間違いなく。彼は天才だし、これは素晴らしい物語だし、物語の中で結論が出てない事柄についてある種の「完結」を見たかったと感じている人が大勢いる。で、僕が聞いたところによると、この映画では、旅を終えていない少なくとも数人のキャラクターについて描くことになるらしい
P:言葉を慎重に選んでるね
C:そう努めてる
P:OK。じゃあ脚本ももらってないし、連絡も受けてないと。ヴィンス・ギリガンはこのことについてあなたに話した?
C:うんここでクランストンが「3つは終えて、残り4つ」とか言ってパトリック氏がウケてるんですが、意味がよくわからない…わかるかた教えてプリーズ)
僕はこの映画について知ってた…けど、ほんとに脚本は読んでないんだ。(ウォルターが)登場するのかどうかも、するとしたらどういう登場の仕方なのか、フラッシュバックなのかフラッシュフォワードなのかも全くわからない。
でもすごくワクワクしてるよ。なぜならこれは「ブレイキング・バッド」だから。僕の人生でプロとして最高の日々だったし、みんなに会うのが待ちきれないよ。僕はちょっと立ち寄るだけだとしてもね
(以下略)

Bryan Cranston Confirms “Breaking Bad” Movie Is Coming | The Dan Patrick Show | 11/7/18 – Youtube

複数のキャラクターってあれかな、ジェシーとスキニー・ピートとバッジャーかな?(それはそれで観たい)

このクランストン先生の発言を受けて、多くのメディアが「ブライアン・クランストンが認めた!」「映画化確定!」…な感じになっています。ただ、まだソニーやAMC(「ブレイキング・バッド」を放送したTV局)や製作陣からのオフィシャルな発表はありません

ちなみに今年7月、「ブレイキング・バッド」10周年記念パネル@サンディエゴコミコンでファンから「映画化の可能性は?」と聞かれた時、クランストン先生は即座に「NO」って言ってました。でも実際に今月から撮影するほど企画が進んでいるのであれば、7月の時点で知らなかったはずはない…と思うので、悟られないようにわざとそう言ったのかも?一方のギリガン御大はこの時「なんでもありうる」と言っていました。

また、ギリガンの過去の発言といえば、「ブレイキング・バッド」終了後の2013年のインタビューで「あのあとジェシーはどうなったと思うか」と聞かれて、次のように答えていました。

個人的には彼は逃げ切ったと思いたい。けど、ネガティブに聞こえるだろうけど、十中八九、警察は彼の指紋が例のラボのそこらじゅうについているのを見つけるだろうし、一日か、一週間か、一ヶ月かでジェシーを見つけるだろう。さらにジェシーは二人のDEAエージェント(訳注:ハンクとゴメス)の殺人の件で困難な立場に置かれるかも。でも、そうだね、十中八九その結末だとしても、僕は彼が逃げてアラスカにたどり着いて、名前を変えて新しい人生を送ると思う。みんな彼にそうなってほしいだろうし、彼はそれにふさわしい。

Vince Gilligan: Kingpin of the Year 2013 | GQ

海外の反応

このニュースに対する海外掲示板Redditの「ブレイキング・バッド」板「ベター・コール・ソウル」板での反応は本当にさまざまです。

「きっとフェイクニュースだよ」と信じない人(今日の時点では減ってきました)、「どう感じたらいいのかわからん」と困惑する人、「なんで映画が必要?あのエンディングこそが完璧なのに」と否定する人、「いままでで最高のニュース!」「超盛り上がってきた」と大喜びする人などなど…。

今のところ、「ブレイキング・バッド」板のこの件に関するスレで一番活発なのは、「台無しにしないほうがいい」というやや否定的なタイトルのスレッドです。とはいえ、タイトル通り

悪い予感がする
まだ信じられない。ヴィンスがやりそうなこととは思えない
完全にいらない!やらないでほしい。いや、それでも観には行くけど…

…などなど否定的な意見もあるものの、スレ内で一番支持を得ているのは

台無しって何を?僕がこのシリーズについて好きなのは、製作陣がいつやるべきか知っているということだ

…というコメント。コメントは「ギリガンが『ブレイキング・バッド』にすごい情熱を持ってるのはわかるし。願わくば他の人の意見に左右されないでほしいとは思うが」と続いていて、さらにそれに対して「私はヴィンスを信じる」「彼が関わったエピソードは独特の雰囲気がある。映画にもそれがあるといいな」「同意!何が問題なのかわからない。僕らがギリガンとチームを信じないなら誰が信じるんだ」などなど、熱いコメントがたくさん付いています。

公開前は「ベター・コール・ソウル」にも否定的な意見が多かったことを指摘している人も多いようで、私個人は以下のlunch77さんのレスにすごーーく同意です。

ヴィンスは毎回僕の予想を超えてくる。(略)
僕はヴィンスがお笑い担当(訳注:ソウル)のスピンオフを、僕の生涯で一番好きなドラマのひとつ(訳注:ブレイキング・バッド)と同じくらいか、それ以上だとみんなが認めるようなドラマにできるとは思ってなかった。
けど、彼はやった。

別スレでも「ジェシーの話とか面白くなるのか?」というコメントに「『ソウル』のときもみんなそれ言ってたよ」というレスがついて次々に「そうかも」「そういえば…」ってなってたり、「『ベターコールソウル』を見て以来、ヴィンスは自分が何をやってるかわかってると確信してる」「いいものになるよ。僕ら全員わかってる」と、ギリガン先生が聞いたら泣いて喜びそうなコメントがたくさん寄せられていました(ていうか何故か全然関係ない私が泣きそうに…w。ファンのギリガンに対する信頼がすごい!)

ただ、このスレに限らず、映画が「ほぼ確定」状態になった今では「賛成か反対か」よりも映画の内容についての議論やネタスレ↓が増えてきているようです。

「映画のポスターがリークされた」スレより。過去のパロディ画像のようですが、これは観たいかわいい。
「『ブレイキング・バッド』の映画公開を待ってる俺」スレよりw
同じ画像に今回の映画のあらすじ「拉致された男の自由への物語」とキャプションをつけたスレもあります。

「ソウル」板では「映画が『ベター・コール・ソウル』と『ブレイキング・バッド』の結末になる」という 予想スレッドに様々な意見や予想が書き込まれていて、

「『ソウル』の結末でシナボンのジーンがジェシーと会って、それが映画の始まりにつながる」
「警察がジェシーを捕まえて、ソウルも逮捕したいってなって、ジェシーがスキニー・ピートとバッジャーの助けを借りてソウルを探す」
「ネオナチ(訳注:ジャックたちのこと)から逃げ延びたジェシーが、儲けた金でバッジャーの脚本を元に『スタートレック』を撮る

…などなど盛り上がっています。

…というわけで映画化(というか映画版スピンオフ?)には賛否両論あるようですが、私個人はもうホントにすごく!楽しみ!です。楽しみすぎて昨日からずっとそわそわしてます。不安が全然ないと言ったら嘘になりますが、それよりもずーーーっと楽しみが勝ってる感じです。ギリガン先生なら必ず面白いものにしてくれるはず!(確信

ただ、今や確定扱いになっているものの、やはりソニーやAMC、製作者からの公式発表がほしいところ。私は万が一「釣り(または誤報)でした!」ってなったときに死ななくてすむよう、「これまだオフィシャルじゃない…オフィシャルじゃない…」と自分に言い聞かせているところです。
正式発表ハヤクー!

 

コメントをくださっていた方へ
今回すごーーーーく久しぶりにブログを更新したんですが、20件近いコメントをいただいていながらそのままになっていたことに気づいて青くなっています。さきほど全件承認させていただきました。ちゃんと通知が来るようにしたのでこれからは大丈夫だと思います。コメントくださった方、大変、大変申し訳ありませんでした…。