ハンクもシーズン1で退場していたかもしれなかった

ジェシーがシーズン1で死んでいたかもしれなかった、というのは結構有名なトリビアだと思うんですが、実はハンクもシーズン1で退場していた可能性があったようです。

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関連トリビアジェシーはシーズン1で死んで、ウォルターが復讐の鬼になる予定だった

上のトリビアにも書いたように、ジェシーが物語上「生き残った」のは全米脚本家組合(WGA = Writers Guild of America)の大規模ストライキも大きな理由のひとつだったようですが、このストライキに救われたのはジェシーだけではなかったようです。

製作者のヴィンス・ギリガンがポッドキャスト「Kevin Pollak’s Chat Show」で明かしたところによると、このストライキで「生き残った」もう一人は、ウォルターの義理の弟、ハンク

当初エピソード9まで予定されていた「ブレイキング・バッド」シーズン1は、ストライキの影響で7話で切り上げることになりましたが、この実際には撮影されなかったエピソード9で、ジェシーだけでなくディーン・ノリス演じるハンクも殺すことを、真剣に考えていたそうです。

Our ninth episode that year, we were seriously leaning toward killing off Hank, Walt’s brother-in-law, played by Dean Norris, in that first season.(略)I was ready, willing to throw the kitchen sink at it, because I was afraid we wouldn’t hold people’s attention.

ギリガン曰く「ドラマの中で、あらゆることを次々に起こそうとしてた。そうでないとみんなの関心を惹きつけておけないのではないかと心配してたんだ」とのこと。当時のギリガンにとって自分が主体となってTVドラマを製作するのは初めてのことで、放映後の反響を気にしてとてもナーバスになっていたのだそうです。

結果的にはストライキの影響で物語をゆっくり進めざるを得なくなりましたが、逆にそれが良かったのだという教訓を学んだとのこと。「自分が視聴者だとしても最初の数エピソードでいろんなことが起こりすぎるようなドラマは見ていて疲れるし」。

実際の音声はこちら↓で聴けます。2時間近くありますが、この件については12:34あたりから。

【UPDATE】 以前はここにYoutube動画貼ってたんですが、動画が消されてました…。)

製作当初これから物語がどう進んでいくのかほとんど決まっていなかったことに驚かされますね。

シーズン5後半のハンクとウォルターのあの名シーンの数々が、もしかしたらなかったかもしれないなんてー!ありえんわー!ハンクも大好きなキャラクターなのでこうならなくて本当に良かったです。でも、ハンク本人にとってはより残酷な結果になったのかもしれません…。

「ブレイキング・バッド」終了から2年近く経って初めて明かされたトリビアでした。