【シーズン1エピソード1 化学教師ウォルター・ホワイト】オマージュネタまとめ【スカーフェイス、地獄の黙示録ほか】

シーズン1エピソード1のセリフやシーンにドラマや映画に対するオマージュ・内輪ネタがいろいろあるので、まとめてご紹介。


スカーフェイス

scarface

DEAがメスラボを襲撃する直前に、黄色いバスが画面を横切る(一瞬画面全体が黄色になる)んですが、これはブライアン・デ・パルマの名作ギャング映画「スカーフェイス」のオマージュ。
このシーンだけなら「深読みじゃね?」となるかもしれませんが、のちに消防車がRVの横を通るシーンでも、同じように画面全体が黄色になっています。
スカーフェイスでは、主人公の親友が仲間が危機に陥っているのを知らずに車で待っている場面で、黄色いビークルが横切ります。

ブレイキング・バッドでは色が意味を持っているシーンが多く、なかでも黄色は「医師の襟についたマスタード」「クレイジーエイトの車の色」「消防車」など、なにか良くないことが起こる前兆や、警告の意味があるようです。

「スカーフェイス」はキューバから来た青年が麻薬王にのし上がり、金や女に溺れてダメになっていく話ですが、「ブレイキング・バッド」の監督ヴィンス・ギリガンは、ウォルターの変化を「『チップス先生さようなら』のチップス先生が『スカーフェイス』になる(from Mr. Chips to Scarface)」と表現しています。「スカーフェイス」関連では、シーズン5にも象徴的なシーンがありますね。
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スカーフェイス – Wikipedia

地獄の黙示録

メスラボを襲撃に向かうハンクがワグナーの「ワルキューレの騎行」を歌い始めるシーンは、フランシス・コッポラの「地獄の黙示録」(1979年の戦争映画)で、ワグナーを大音量でかけながらベトナムの村を爆撃するシーンから来ています。名作なので未見の方は是非全編見てみてください。

地獄の黙示録 – Wikipedia

ウェルカム・バック コッター

You ain’t “Welcome Back Kotter“, so step off. No speeches. Jesse Pinkman

DEAの襲撃から逃げたジェシー。家にまでやってきたウォルターに対して「今更学園ドラマの熱血教師みたいに説教すんなよ(吹替版)」と言いますが、英語では「『ウェルカム・バック・コッター』じゃねーんだ」と言っています。「ウェルカム・バック コッター(Welcome Back, Kotter)」は70年代にアメリカABCで放映されたシットコム(シチュエーション・コメディ)。手に負えない生徒と格闘する教師の話で、若き日のジョン・トラボルタが出てたそうです。

Welcome Back, Kotter – Wikipedia

Xファイル

You got your Erlenmeyer flask. Walter White

ウォルターが学校から盗んできた実験器具をジェシーに見せながら「ビーカーやら三角フラスコやら」と言うんですが、ヴィンス・ギリガンがXファイルのプロデューサーやライターを務めてたことから、Xファイルのシーズン1最終エピソード「三角フラスコ(The Erlenmeyer Flask)」に由来する内輪ネタか?とも言われています。まあでも、これはさすがに三角フラスコだから三角フラスコって言っただけじゃ?とも思うわけで。

Xファイル – Wikipedia

料理の鉄人

You’re the goddamn Iron Chef! Jesse Pinkman

ウォルターの精製したメスの純度に感動してジェシーが言うセリフ「先生はアイアン・シェフだ!」は、2005年から放送されているアメリカ版「料理の鉄人」なバラエティ番組「アイアン・シェフ・アメリカ」のこと。アメリカにも「料理の鉄人」あるんだーと思ったんですが、日本が元祖のようですね。

アイアン・シェフ・アメリカ – Wikipedia

マイアミ・バイス

Listen, you’ve been watching way too much Miami Vice. Jesse Pinkman
miami-vice

こちらもジェシー。「調理」したメスを早速試そうとするジェシーは、ウォルターに「売るだけにしなさい」とたしなめられ、「刑事ドラマでも見過ぎたんじゃねーの?(吹替版)」と言いますが、英語では「『マイアミ・バイス』の見過ぎなんだよ」と言ってます。

「マイアミ・バイス」は1980年代にアメリカで放映された人気刑事ドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」のこと。「ウェルカム・バック・コッター」といい、ジェシーは年齢のわりに古いネタを知ってますねー。

特捜刑事マイアミ・バイス – Wikipedia

ザ・プライス・イズ・ライト

if the price is right. Walter White

クレイジーエイトにメスを売ってくれと言われたウォルターが、「見合った額を払うなら」と返すんですが、このセリフも内輪ネタでは?と言われています。

というのも、ジェシーを演じたアーロン・ポールが有名になる前、アメリカの長寿クイズ番組「ザ・プライス・イズ・ライト」に出演していたから(2000年の1月3日放映分)。Youtubeにそのときの動画があったので貼っときます。アーロン・ポール若い!そしてはしゃぎすぎw

ザ・プライス・イズ・ライト – Wikipedia

すごくアホになったハリー・ポッターにも見える。てか舌にピアスしてますねー via : The Price is Right – Actor Aaron Paul on The Price Is Right!!

オマージュネタは他にもあると思うので、知ってる方はコメント欄で教えてください!