「ブレイキング・バッド」で一番最後に撮影されたのは「オジマンディアス」の回想シーン

ドラマや映画は物語の進行通りに撮影されるとは限らないものですが、「ブレイキング・バッド」では一番最後に撮影されたのは「オジマンディアス」の回想シーンだったようです。

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この後のシーンがもうね… © AMC

決別の荒野」(シーズン5エピソード13)でハンクとゴメスが絶望的な状況に陥ってしまい、うわあああもうどうなるんだよおおと次のエピソードである「オジマンディアス」を観ると、一転、回想シーンで幕を開けます。ウォルターはまだ「ホワイト先生」で、ジェシーもただのおバカなドラッグ・ディーラーだった頃の懐かしくも切ないシーンですが、実はこのシーンが「ブレイキング・バッド」の6年に渡る撮影のうち一番最後に撮影されたとのこと。

最終シーズンのラスト数話ではブライアン・クランストン(ウォルター)もアーロン・ポール(ジェシー)も髭ボーボーですが、このシーンのために髭を剃って、以降つけ髭にするのも不自然だということで、最後に回想シーンを…ということになったそうです。

要は単純に技術的な問題でこのシーンが最後になったわけですが、脚本を書いたモイラ・ウォーリー・ベケット (Moira Walley-Beckett)は、ストーリーが始まった頃のウォルターやジェシー、さらにシリーズの象徴でもある「メス・ラボRV」を一番最後に撮ることになり、長年「ブレイキング・バッド」に携わってきたスタッフにとっては非常に感動的で「強烈にノスタルジックだった」と語っています。