「ブレイキング・バッド」でハンクの同僚ゴメスを演じたスティーブン・マイケル・ケサダ氏は現在ニューメキシコ州の都政委員選挙に立候補中ですが、それに関してある脅迫を受けていたようです。

スティーブン・ケサダ氏が選挙に立候補したことは以前もこのブログに書きましたが、実は「立候補を取り下げないと過去の逮捕歴を暴露するぞ!」という内容の脅迫メールを受け取っていたことを、自身のFacebookで明かしたようです。
「過去の犯罪歴をバラすぞ!」という脅迫だったが…
今月頭に届いたという脅迫メールの件名は「スティーブン・M・ケサダの犯罪歴」。メールには裁判記録が添付されていて、内容はこんな感じ↓(一部)。
「あんたには教育委員会のイスのほうが似合ってる(ケサダはアルバカーキ教育委員会の委員)」「俺はあんたが飲酒運転やDVで捕まった時のマグショット(逮捕時の写真)を4枚持っていて、公開する準備がある」「悪いヤツのイメージは映画のキャスティングには役立つかもしれないが、世間はどうかな?」
アルバカーキのTV局KRQEは「この脅迫には大きな問題点がある」と報じています。問題のひとつは、この脅迫者が「公開してやるー!」と言っている情報は、パソコンを持ってる人なら誰でも見られる情報だったこと(添付されていた裁判記録もNew Mexico Courtsで見つけられるものらしい。私でも探せましたw)、もうひとつはケサダ自身が過去を認めていること。ちなみに公文書には1998年と2002年に計3回飲酒運転で捕まったという記録が残っているようですが、DVで捕まったという事実はないそうです。
マグショットも例えばMugshot.com(←超笑顔注意)や、この件を報じたDaily Mailの記事(←こちらも超笑顔注意)に既に掲載されていて、なんかもう、全く脅迫になっていません…。それでも動画を公開したのは、黙っていてスッパ抜かれたりするよりは、先に公にしたほうがいいという判断だったのかもしれません。
ファンや支持者からFacebookに寄せられたコメントが熱い
公開した動画の中でケサダは「過去の人生で犯した過ちに向き合う必要があるのは確か。でも中傷や脅迫で僕がこのコミュニティを手助けするのを止めようとしても、それは無駄だ」「僕は人は変わることができると信じているし、僕自身人として変わったと信じている」と言っています。
動画にはたくさんのコメントが寄せられていて、「よく言った!」「誰だって間違いは犯すよね」「がんばれ!神の祝福を!」「応援してる」「投票するよ」「俺も友達もみんなあんたに投票するよブラザー!」などなど、1mmも関係ない私が読んでても目頭が熱くなるような応援メッセージでいっぱいになっています。がんばれゴミー!
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