ピンク・ベアが出てくるエピソードのタイトルは、シーズン2の結末を暗示している | トリビア | 海外ドラマ「ブレイキング・バッド」ファンサイト Breaking Bad Fan JP

pinkbear-4627533 Uncategorized

シーズン2ではエピソードの冒頭、画面全体がモノクロでピンクのテディ・ベアだけに色がついている…という回が4回ありますが、実はその4つのエピソードのタイトルを合わせると、シーズン2の結末を予想させるものになっています。

pinkbear-4627533

シーズン2の結末に関するネタバレがあります。

ティーザーにピンク・ベアが登場するエピソードのタイトルを合わせると、「Seven Thirty-Seven (737) Down Over ABQ」になります。シーズン2の最後に衝突した飛行機は「ウェイファーラー515」と、小型のチャーター機「JM21」ですが、ウェイファーラーはボーイング737の旅客機です。つまり、4つのタイトルは(ボーイング)737(の旅客機)がアルバカーキに墜落することを示唆しています。

シーズン2を見終わってからピンク・ベアのティーザーだけを順に見ていくと、シーズン最後に起こった事故のその後を描いているのがわかります。

どこかの庭の風景。プールが見えて、ウォルターの家だとわかる。プールにはおもちゃの目玉が浮いていて、遠くからサイレンが聞こえる。目玉は排水口に流れて消え、ピンクのテディ・ベアが現れる。ベアがゆっくり回転すると、左半分が焼け焦げ、目玉がなくなっている。

s2e1-1-8264876 s2e1-2-7246895 s2e1-3-6499729

プールに浮かぶピンクベア。防護服のようなものを着た人が現れ、ピンクベアを引き上げる。ピンクベアは証拠品の袋へ入れられるが、その横にも他の証拠品がたくさん並んでいる。最後にウォルターのものと似たメガネが袋に入っているのが映る。

s2e4-1-4074320 s2e4-2-4239407 s2e4-3-3725332

プールサイドに引き上げられたピンクベアのアップで始まる。証拠品をケースに入れ、運び出す作業員。割れたガラスの写真を撮っている人もいる。カメラが引くと、割れていたのはウォルターの車の窓ガラスだとわかる。さらにカメラが移動すると、車の横に2つの遺体袋が。

s2e10-1-8367529 s2e10-2-1682890 s2e10-3-3425187

エピソード1と同じ映像で始まり、ピンクベアの他にも証拠品を集めている様子が映る(靴・本など)。証拠品を入れたケースや遺体を運ぶ作業員。カメラが俯瞰になると、ケースが運び込まれたバンの屋根にNTSB(国家運輸安全委員会)と書いてあるのが見える。この辺りでカラーになり、遠くに煙が上がっている。

s2e13-1-2879275 s2e13-2-2472768 s2e13-3-2623689

邦題を見るとわかるように、4つのエピソードのタイトルはそれぞれのエピソードの内容にちゃんと合っているので、海外のファンサイトで見るまでタイトルに隠されたメッセージに全然!気づきませんでした。

初めて見たときは「ウォルター一体何をやらかしたんだ…」「遺体袋の中身は誰?」とやきもきさせられました。ウォルターのものに似たメガネも出てくるので、自宅でメス作って爆発 = ウォルター大怪我?と思ったりもしましたが、メガネはミスリードを狙った演出だったようです。結果は予想の斜め上。まさかこうくるとは…という感じでしたね。

Seven Thirty-Seven Down Over ABQ | Breaking Bad Wikia

Copied title and URL