ガスがDEAのエレベーターを降りるシーンは、彼の運命を暗示している

シーズン4エピソード8「ガスの過去」でガスは聴取のためDEAに呼ばれますが、聴取後エレベーターを降りるシーンではガスの運命を暗示するある音が鳴っています。

このトリビアはシーズン4エピソード8時点の出来事について書いていますが、シーズン4ファイナルのネタバレを含みます。シーズン4を観終わっていない方は注意!

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ゲイル・ベティカーの死への関与を疑われ、DEAで聴取を受けるガス。そつなく答えたものの、ハンクの疑いが晴れていないことは明白です。DEAを去っていくガスはいつになく不安そうな表情をしてエレベーターに乗っていますが、この時、エレベーターが各階に止まるたびに到着を知らせる「チーン」という音が鳴っています。

実はこの音、ヘクター・サラマンカの鳴らすベルの音にそっくりです

シーズン4ファイナルでガスを殺すことになるヘクターのベルが鳴っているんですね。この音はガスが最後に聴くことになる音でもあります。
もちろん一度目に観た時には気づきませんでしたが、何度目かに気づいた時には鳥肌が立ちました。「ここここれはスゴい!他にも気づいている人いるかな?」と思ったら、すでにいっぱいいましたw。「ブレイキング・バッド」は何度見ても新しい発見がある、本当に稀有なドラマです。