「ブレイキング・バッド」は吹替版もすごい声優さん揃いでオススメなんですが、シーズン5のあるシーンにドラマとは全く関係のない声が入っています。
「ここ、置いときますね」
S5E7「私の名は…」の8分あたり。エピソードタイトルでもある名シーン「Say my name」が終わって場面が変わると、「事務所」に車で入っていくシーン(上の写真)になりますが、ここで女性の声で「○○(聞き取れない)まーす」「ここ、置いときますね」と入っています。
この声も声優さんっぽい気がするんですが、なんでしょう、レコーディングのときに紛れてしまったんでしょうか…?以前「ブレイキング・バッド」がHuluにあった時にも確認しましたし、Netflix版にも最新のブルーレイ(2016年9月発売分)にも入ってます。
以下、S3E4「ゴーサイン」、S5E1「自由か死か」、最終話S5E16「フェリーナ」のネタバレを含みます。未見の方は注意!
日本語版つながりでもうひとつ。
以前Huluで配信していたバージョンの字幕にはいくつか誤訳があったようです(2016年9月現在、「ブレイキング・バッド」はHuluにはありません)。
S3E4「ゴーサイン」でウォルターが車に乗っているシーン。
これはNetflix
ラジオからジェーンの父親ドナルド・マーゴリス氏が病院に運ばれたというニュースが流れてきますが、Hulu版では航空事故被害者の遺族に刺されたことになっていました。が、実際には自殺を図ったようです。全然違う…。
英語のセリフはこう↓。Victimとか入ってるから…?
apparently the victim of a self-inflicted gunshot wound.
誰か他に気づいた人いないかなぁと検索してみたら、以前2ちゃんねるの「ブレイキング・バッド」スレッドで何度か話題になっていたようです。これを見るとDVDも間違っているものがあるようですが、最新版ブルーレイやNetflixでは「彼は自殺を図った模様です」となっています。ちなみにHuluでも吹替版は自殺になってました。
こちらは細かーいミスですが、S5E1「自由か死か」冒頭、ウォルターが喫茶店で武器商人のローソンと会うシーンにも誤訳が。ウォルターが「取扱説明書はあるか」と聞くとローソンは「ネットで見つけた。中に入ってる」と言うんですが、Hulu版字幕では「ネットで調べろ」になっていました。なんか冷てぇ…!
「ブレイキング・バッド」がHuluから消える前に撮ったスクショ↓ ドナルドさんのも撮っとけばよかったー
Hulu
Netflix
最終話S5E16「フェリーナ」の例のM60連射のシーンのあと、外を見たトッドが言うセリフ。英語では「Jusus, Mr. White」だけで吹替は「マジかよ。ホワイトさんが」なんですが、字幕では「マジかよ。あなた一人で?」となっています。これはHuluもNetflixも同じで、誤訳ではなくわかりやすさを狙った親切意訳だと思います。
もちろんこのシーン以外にも意訳は山ほどありそうですが、私が初見で気づいたのはここくらいでした。
もっと他にも「あれ?」と思ったところがあったんですが…(忘却)。「ブレイキング・バッド」は配信サービスによって無修正版と修正版とかいろいろなバージョンがあるようです。他にも何か違いを見つけられたらぜひ教えてくださいー。