シーズン4エピソード13「フェイス・オフ」でウォルターの隣の家の女性がほんの少し登場しますが、この役を演じたのは製作者ヴィンス・ギリガンの実の母親です。
ベッキーさんはウォルターの家の向かって左隣に住んでいる。右側はキャロルさん宅。
このエピソードで、ウォルターはお金を取りに自宅に戻る必要に迫られますが、家に刺客が待ち構えていないかを確かめるため、隣に住んでいる老婦人レベッカ・シモンズさん(愛称ベッキー)に電話をかけ、嘘をついて自宅を見に行かせています。所謂「炭鉱のカナリア」ですね。「自分の身を守るためには隣人が犠牲になっても構わない」と考えるまでになってしまったウォルター。なかなかにドン引くシーンです。
この隣人ベッキーさん、Hitflixでの「ブレイキング・バッド」製作者ヴィンス・ギリガンのインタビューによると、演じたのはギリガンの実の母親ゲイル・ギリガン(Gale Gilligan)さんだそうです。言われてみれば似てる…かな?
ゲイルさんは学校の先生でしたが、彼女が教師として勤めていて、ギリガンも通ったバージニア州の小学校の名前は「J.P.ウィン・キャンパス・スクール」。「ブレイキング・バッド」でウォルターが教師をしていて、ジュニアも通っていた高校の名前「J.P.ウィン高校」は、この小学校の名前が由来だそうです。