シーズン1エピソード3のあるシーンは、クエンティン・タランティーノの映画「パルプ・フィクション」へのオマージュのようです。

このエピソードの冒頭、ウォルターとジェシーが床にブチまけられた遺体を掃除するシーンと、ビニールプールに入ってホースの水で血を洗い流すシーンがあります。
クエンティン・タランティーノ監督の1994年の名作「パルプ・フィクション」では、ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)が拉致した男を車内で不用意に撃ち殺してしまったため、ジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)と二人で車内にブチまけられた遺体を掃除するシーンと、それに続き、ホースの水で血を洗い流すシーンがあります。






違いといえば、「ブレイキング・バッド」では二人とも初の遺体処理なので無言で暗ーくやってますが、「パルプ・フィクション」では全員慣れたもので、ケンカしたり笑ったりと賑やかです。
「ブレイキング・バッド」製作者のヴィンス・ギリガンは、クエンティン・タランティーノの大ファンだそうで、他のエピソードにもタランティーノ作品の影響が感じられるシーンが多々出てきます。